博多区博多駅前|1974年創業。半世紀、守り続けてきた味。「詩」を淹れる『珈琲館ポエジー』

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≪シティ情報ふくおか≫10月号は“カフェ特集”。福岡には、思わず立ち寄りたくなる個性豊かなカフェがたくさんあります。sidetrack+ではその中でも、創業約50年の歴史を誇る老舗の珈琲店をピックアップ。長年愛され続ける名店の魅力をたっぷりご紹介します!

25歳の決断。サラリーマンの声から始まった1974年

福岡市博多区博多駅前。
1974年、この地に一軒の喫茶店が生まれた。「気軽に入れる喫茶店があったらいい」そんな声が、珈琲館ポエジーの原点だった。
創業当時、内藤オーナー(奥様)は25〜26歳。幼い娘さんを抱えながら、店を切り盛りする日々が始まった。

創業当初は、近隣で働くサラリーマンたちが主な客層だった。仕事の合間や出勤前、コーヒーを一杯飲みに立ち寄る人が多かったという。

時代とともに街の表情が変わり、現在では、そうした常連客に加えて、博多駅周辺のホテルに宿泊する人たちがモーニングを目当てに訪れるようになった。

ドン・キホーテのようなオーナーと、水出しコーヒーへのこだわり

コーヒーづくりを突き詰めたオーナー夫妻。特に凝り性だという内藤さんのご主人。「ドン・キホーテみたいなよ」奥様はやさしく微笑む。

理想を追い、納得がいくまでやり抜く。その姿勢の末に行き着いたのが、品質を安定させるためのダッチ式(水出し)コーヒーだった。

時間をかけて抽出することで、苦味は穏やかに、口当たりはやさしく。忙しい時間帯でも、いつ来ても同じ味を出す。そのための手間を惜しまない。オーナー夫妻のこだわりに心の中で脱帽した。

コーヒーとホットサンド。変えなかった朝のかたち

この日いただいたのは、ダッチ式の『アイスコーヒー』(500円)、生クリームを浮かべた『ホットコーヒー』(500円)、そしてモーニングの『ハムトースト』(700円)だ。こんがり焼かれたパンに、しっかりとした具材。朝の身体にちょうどいい満足感がある。

「コーヒーを飲みながら、栄養のあるものをゆっくり食べてほしい」それは創業当時から変わらない思いだという。創業から51年。変えていないのは、コーヒーの味、そして「急がせない朝」だ。

店内には時を刻み続ける仕掛け時計、輸入レンガの壁、テーブルには今も灰皿が置かれている。健康志向の高まりを意識しながらも、それぞれが心地よく過ごせる距離感を大切にしている。

博多駅前の喧騒から少し離れ、コーヒーとホットサンドで一息つく。ポエジー珈琲館は今日も、変わらない「詩」のある朝を用意している。

店舗情報

店舗名
『珈琲館ポエジー』
住所
福岡市博多区博多駅前3-12-14
営業時間
8:00~18:00(OS.17:30)、土曜8:00~14:00(OS.13:30)
電話番号
092-411-9558
定休日
日祝日
駐車場
なし
イートイン
あり

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