中央区天神|1976年創業。天神駅改札前の憩いの場『Cafe チロル』

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≪シティ情報ふくおか≫10月号は“カフェ特集”。福岡には、思わず立ち寄りたくなる個性豊かなカフェがたくさんあります。sidetrack+ではその中でも、創業約50年の歴史を誇る老舗の珈琲店をピックアップ。長年愛され続ける名店の魅力をたっぷりご紹介します!

49年の歴史を感じさせる店内

地下鉄天神駅の改札前にある、レトロな雰囲気の『Cafe チロル』。

地下街には新しいお店も多いなか、ここだけ時が止まっていたかのように思わせる空間。それもそのはず、1976年創業であり、49年の歴史を持ちます。

冬でも夏でも一番人気のメニュー

『珈琲』(350円)と一緒に注文される一番人気のメニューは、冬でも『ソフトクリーム』(280円)なのだそう。「地下街は暖房が入っているし、みんな着込んでいるから」と、マスターの長野さん。珈琲もホットを頼めば、さらにソフトクリームが食べたくなります。

豆は、ブラジルやグアテマラなどの豆のオリジナルブレンドを使用。酸味少なめ・後味スッキリで、飲みやすい一杯です。

マスターの長野さんの記憶に残っていること

創業から49年の歴史について、マスターの長野さんにお話を伺いました。

長野さんは、32~33年ほど前にお父様から『Cafe チロル』を継がれました。その中でも記憶に残っていることは、お店に訪れたオーストリア人のお客様からのツッコミ。「店名は”チロル”なのに、なぜ”ニューヨーク”チーズケーキがあるの?

その理由は、オーストリアには”チロル地方”という地域があり、店名の『Cafe チロル』を見て、オーストリアをモチーフにしたお店だと勘違いされたため。そんなツッコミを受けたエピソードが、長野さんの記憶には強く残っているそうです。

ちなみに、そのオーストリア人のお客様は、今でもときどき訪れるリピーターとのこと。初回でのそんなやり取りが、心を掴んだのかもしれないですね。

また、創業当初からの常連さんもお店に来ており、長野さんとフランクな会話を交わされていました。店内の雰囲気からも、訪れたお客様からも、お店の長い歴史を感じました。

「美味しい珈琲をずっと出し続けたい」

今後の展望を伺ったところ、「美味しい珈琲をずっと出し続けたいですね」と長野さん。シンプル・イズ・ベストとはよく言いますが、これだけシンプルな核だからこそ、長く続いてきた秘訣なのかもしれません。

人の行き交う地下街で、ゆったりした時間を

地下鉄天神駅の改札前にある『Cafe チロル』。目の前を人々が行き交うからこそ、よりゆったりとした時間の流れを感じられます。

取材時の店内には、複数名で楽しそうにお喋りしている方もいれば、雑誌を片手に珈琲を飲まれている方も。年齢層もさまざまでした。

美味しい珈琲を目的に訪れる方もいれば、地下鉄の待ち時間や買い物途中の休憩スポットとしての利用など、いろいろな方の憩いの場となっているようです。

ぜひ一度、お気軽に足を運んでみてください。

店舗情報

店舗名
『Cafe チロル』
住所
福岡市中央区天神2 天神地下街 西2番街 500
営業時間
7:00~21:00(土日祝8:00~)
電話番号
092-733-4704
定休日
なし
イートイン
14席

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